1人暮らしを検討されている皆さん。
賃貸物件の検索サイトなどで物件を見ているものの、問い合わせる前に知っておいた方が良い基礎知識があることをご存知でしょうか。
直接的に皆さんと関わる内容でなくとも、知っておいた方がお得になる情報をまとめました。
大家と管理会社と不動産仲介業者
こちらの見出しにあります、「大家(オーナー)」「管理会社」「不動産仲介業者」の役割の違いについて認識されている方は読み飛ばして頂いて問題ありません。 この3者は似ているようですが全く異なります。
私たちがスーモやスマイティなどで検索をし、問い合わせをする相手は大家ではありません。
賃貸物件を契約し、入居までのサポートをするのが「不動産仲介業者」です。(例:賃貸ステーションやハウスメイトショップ、センチュリー21、リロの賃貸など)
隣人の騒音に悩んでいる、ゴミ捨て場が乱雑、インターフォンが壊れた、などの入居後の対応をし、長いお付き合いをするのが「管理会社」です。(例:(株)〇〇不動産とか、物件によってはハウスメイトマネジメント、エイブルなど)
そして、管理会社と契約して家賃収入を得ているのが「大家(オーナー)」でして、私たちが直接話す機会はほぼありません。
重要なのは、①入居後に直接関わり、入居中ずっとお付き合いすることになる「管理会社」がいかにきちんとサポートしてくれるかということと、②契約の際に支払う金額に対し、この3者の取り分がどのようになっているか、ということです。
重要度は、管理会社>大家>>>仲介業者
先ほどの話ですと、私たちが入居中に長く、直接関わるのは管理会社でしたね。
そのため、物件探しをする中で最も重視すべきは管理会社となります。 大家ももちろん重要ですが、まともな管理会社はまともではない大家の物件を扱わないことが多いという前提があります。
なので、まともな管理会社さえ選定できれば情報の少ない大家さんのことはあまり気にしなくてもよいでしょう。
同じ物件なのに複数の仲介業者がいる?
基本的には、どのような物件に対してどの仲介業者を使っても構いません。
例えば、SUUMOで検索された物件Aに対して、仲介業者aしか取り扱ってないかのように記載されていても、こちらで勝手に仲介業者bやcに問い合わせても全く問題ありません。
後述しますが、比較できる仲介業者は複数キープしておいた方が有利です。
物件名がわかるなら、ストリートビューがラク
では、肝心の管理会社を調べる方法ですが、色々と方法はあります。
最も手軽なのが、物件名もしくは住所がわかっているなら、Googleストリートビューを活用する方法が一番早くて確実です。
上記の画像をご覧ください。
賃貸物件には、建屋の外壁や柵、表札の近くに管理会社のネームプレートがついていることがあります。
物件名・住所不明なら、イエー!を活用する
賃貸物件検索サイトでは、物件名や住所が記載されていないパターンがしばしば見受けられます。(〇〇線〇〇駅 〇階建て 築〇年、とかの記載パターンですね。)
その場合、検索結果のURLをイエー!などの仲介業者に送るのが手っ取り良いでしょう。
こちらの業者は、レスポンスが特別早いわけではないですが仲介手数料が最安値ですので、気に入ったらそのまま契約しても損はないでしょう。
送られてくる物件情報の一番下に、管理会社が記載されているはずです。
他の仲介業者はここを隠して、自社名を入れた状態で渡してくるので参考になりません。
管理会社はGoogleマップなどで評判を調べる
ここまで調べたら、あとは管理会社がきちんとしているかどうかになりますが、Googleマップで会社名を調べれば、ある程度評判がわかるかと思います。
完璧な評判の会社はないと思いますが、少なくとも大ハズレを引くことはなくなるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最低限の知識をもっておいて物件見学(内見)に臨むのと、ノーガードで行くのとでは、選び方が全く変わってきます。
あちらは営業のプロですので、こうした事前情報によって言いくるめられないよううまく交渉するのにとても役立ちますので、ぜひ忘れたタイミングでまた本ページを見にいらしてください。
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