世に「子供舌」という言葉がある。
ビールや唐辛子は苦手なのに、いつまでもコーヒーには大量の砂糖を、カレーは甘口を口に入れてしまう人のことだ。
そうした人は飲み会のときにうっかり「唐揚げ・フライドポテト・カクテルで!」と注文したことで、自称「大人舌」の持ち主から揶揄され、あまつさえ人格すら子供扱いされてしまい、その日の飲み会では一転おバカキャラとして過ごさなければならないだろう。
(少し話が逸れるが、水曜どうでしょうの藤村Dは大泉洋が作ったカレーの辛さを批判したところ「お前は樹液でも吸ってりゃいいんだよ!カブトムシみたいに!」なんて言い返されていましたね。)
しかしだ。ハンバーグ、オムライス、エビフライ、ナポリタンなどに代表される、子供が好きなメニューを嫌いな大人がいるだろうか?
私はビールも飲むし、夏場でも激辛の四川風麻婆丼を大汗流しながら食べている。
しかし、目の前にいつかデパートで見たようなお子様プレートを出されたら誰が黙っていられようか。
いつの世も、子供の頃に味わった記憶というのは宝物のように心の奥底で眠っており、いつかいつかとその箱を開ける日を待ち構えている。ただそのことを忘れているか、恥ずかしさから表に出せないだけなのだ。
そこで私は一つの仮説を立てた。「子供が好きな食べ物は全て、大人も好きなんじゃないか?」
先に挙げたハンバーグや唐揚げなんかは、普段から食べているので検証にならない。
この検証に必要なものはもちろん「子供は食べるが大人になったら絶対食べないもの」に絞る必要がある。
そんなことを考えながらスーパーを徘徊したところ、1つの商品が目に入って来た。
前置きが長くなったが、「子供向けレトルトカレー」の食レポを行いたいと思う。
子供向けレトルトカレーの紹介
今回レビューするレトルトカレーを紹介する。
- アンパンマンカレー(永谷園)
- ポケモンカレー(丸美屋)
- プリキュアカレー(丸美屋)
- 鬼滅の刃カレー(丸美屋)
- カレーの王子さま(S&B)
- ドラえもんカレー(丸美屋)【2023/2追記】
上記の6つだ。
どこの世界にカレーの食べ比べをする子供がいるのかという疑問はさておき、スマートに会計を済ませて帰路につく。
パッケージからわかること
対象年齢が圧倒的に低い
家に持ち帰りパッケージをよく見るとなるほど、大人向けのカレーとはかなり違う点が見受けられる。
最初に驚いたのは対象年齢。まさか1歳でも食べて良いレトルトカレーとは。
丸美屋については年齢設定がされているものとそうでないものがあるが、どちらにしても「離乳食が完了する1歳頃から」であれば問題ないとのこと。
当社では特に対象年齢は設定しておりませんが、離乳食完了期(月齢12~18ヶ月頃)を過ぎてからご使用ください。
キャラクターカレーの場合はお子様向けに辛味を弱くしてありますが、辛味の感じ方には個人差があるので、お子様の様子を見ながら食べさせてあげてください。もし、辛味が強いようでしたら、ヨーグルトやすりおろしたりんご、バナナなどを加えていただきますと、辛味を和らげることができます。
なお、離乳食としてご利用になるのはお止めください。香辛料を使用しておりますので、消化器官が発達されていないお子様には適しません。
丸美屋ホームページ Q&Aより
材料についてはかなり特徴的だ。
「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」、「化学調味料」、「香料・着色料」不使用のカレーです。
7種の野菜入りで、温めず、そのままご飯にかけてもおいしく召し上がれます。
楽しいアンパンマンシール(全30種)が1枚ついています。
永谷園ホームページ アンパンマンカレー商品文より
卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆・各種添加物は使っていないとのこと。
市販のカレールウには、鍋を洗うのも気が引けるほどの大量の食用油脂と、その次に小麦粉、全粉乳や脱脂大豆、チーズなどが含まれている。
脂や小麦粉なんかがカレーのとろみを生み出しているし、乳成分がないとコクやまろやかさが生まれない。
オーガニックカレーなんていうのもあるが、どうしたってパサついた舌ざわりになるし、美味しそうに見えない。結局、普通のカレーに戻ってきてしまう。
味に期待しない方が良いのかな・・・なんて考えていると、もう一つ気になる点が見つかった。
温めなくても美味しく食べられる
1人暮らしをしていたときに、面倒なので大人用レトルトカレーを温めずに食べたことがあるが(夏限定オリジナル冷やしカレーと呼んでいた)、ところどころで固まっていた脂が妙にこってりし、ないところはパサパサ、ルウの味はスプーンを掬うごとに変わるし、とても食べられる代物ではなかった。
先ほどのように、色々な添加物が入っていないということは、固まるような脂も使っていないということになる。
だから冷えていても食べられるのではないだろうか。メーカーの企業努力には脱帽させられる。
おまけシールで子供の購買意欲を誘う
子供はシールが大好き。
何が当たるかな。印刷会社の社員としてぜひこのシールのレビューもしなければ。
子供向けレトルトカレーを大人が食レポしてみた
アンパンマンカレー(永谷園)
誰もがお世話になったことであろう人気キャラクター、アンパンマンのパッケージが目立つ。
永谷園は、私にとってはお茶漬けよりも麻婆春雨やふりかけのイメージが強い。
子供の頃におとなのふりかけにハマっていたのに、大人になった今になって子供向けレトルトカレーとは。皮肉なものである。
パッケージは50gが2袋。1歳の食べきり用に小さく分けられており、大人でも小腹が空いたときに使えそう。
まずは温めずに味見してみる。・・・うん、確かに固まった脂の感覚はなく、甘めのカレースープを飲んでいるみたいだ。悪くない。
温め後は、スタンダードにご飯にかけて食べてみた。
・・・??なんか、ご飯に合わない。
というか、カレー味の野菜スープという印象から変わらない。
それもそのはず、原材料にはカレー粉とポークエキス、調味料以外には、カット野菜とペーストにした野菜のみで構成されており、出てくる感想以上のものは何も含まれていないのだ。
味は薄めで辛くもないので、本当に味に慣れるための離乳食という感覚なのだろう。
小腹を満たすスープとしてならアリ、おかずとしてならナシ、という評価である。
商品名: | アンパンマンカレー ミニパックカレー ポークあまくち |
内容量: | 50gx2袋 |
価格: | 98円(税抜) |
カロリー: | 32kcal(50g) |
何歳から: | 1歳頃から |
原材料名: | 炒め玉ねぎ(玉ねぎ、なたね油)(国内製造)、野菜(人参、じゃがいも)、砂糖、豚肉、トマトペースト、カレー粉、ポテトフレーク、食塩、ポークエキス、酵母エキス、かぼちゃペースト、ほうれん草ペースト、ブロッコリーペースト、にんにく、オニオンパウダー/糊料(加工でん粉) |
アレルギー情報: | 豚肉 |
ポケモンカレー(丸美屋)
今や任天堂の看板キャラクターとなったピカチュウはじめ、いつの間にかNo.2の座を狙うポッチャマが目立つポケモンのカレー。
丸美屋といえば「チャチャチャ丸美屋の混ぜ込みわかめ♪」のCMでおなじみだが、キャラクターものに力を入れているようで、今回スーパーで見つけた5種のうち3種が同社のものだ。
最近では、「SPYxFAMILYふりかけ」「ちいかわカレー(中辛)」を続けざまに輩出するなど躍進が止まらない。
カレーはというと、他の商品に比べ「とにかく具沢山」というのが最初の印象。ルーの量でごまかしていないので高級な感じがする。
ただ、食べてみると、具の多さが災いしたのか、それとも独特の甘さのせいなのか、カレーを食べている気がしない。
どちらかというと野菜や豆にカレーの風味をつけた甘煮という感想である。
目立ったクセもないが、印象も薄い。
ただ、具材がかなり細かく刻んであるので、口が小さい子供でも安心して食べさせられるだろう。
商品名: | ポケモン プチパックカレー <ポーク&野菜甘口> |
内容量: | 60gx2袋 |
価格: | 98円(税抜) |
カロリー: | 37kcal(60g) |
何歳から: | 1歳頃から |
原材料名: | 野菜(じゃがいも(国産)、にんじん)、ソテーオニオン、豚肉、砂糖、エキス(ポーク、酵母)、カレー粉、トマトペースト、ポテト粉末、食塩、なたね油、かぼちゃペースト、ほうれん草ペースト、コーンペースト/増粘剤(加工でん粉)、(一部に豚肉を含む) |
アレルギー情報: | 豚肉 |
プリキュアカレー(丸美屋)
50~70gの2袋が1箱に入っていることが多い子供向けレトルトカレーの中では、異質の145gの1袋が1箱に入っている。
子供向けの中では最も大人向けということだろうか。確かにプリキュアはアンパンマン卒業後に観るだろうから、理にはかなっている。
味が結構しっかりしている。ブロック状のジャガイモも程よい甘さで美味しい。
・・・う~ん、これは舐めてかかっていたかも。
お肉もパサつきがなく、全体的になめらか。
普通のレトルトカレーから辛みを除いただけで、普通に大人も食べられる。
ご飯にも良く合い、冷えてても味がしっかりと感じられるのでお弁当にパウチで持っていけるだろう。
パッケージさえ気にしなれば、私も学生時代のお昼用に持っていきたかった。
商品名: | プリキュアカレー <ポーク&野菜甘口> |
内容量: | 145gx1袋 |
価格: | 98円(税抜) |
カロリー: | 109kcal(145g) |
何歳から: | 1歳頃から |
原材料名: | 野菜(じゃがいも(国産)、にんじん、コーン)、豚肉、ソテーオニオン、小麦粉ルウ、マーガリン、はちみつ、砂糖、カレー粉、食塩、エキス(ポーク、酵母)、かぼちゃペースト、トマトペースト、チーズパウダー、酵母エキスパウダー、ほうれん草ペースト/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸)、セルロース、(一部に乳成分・小麦・大豆・豚肉を含む) |
アレルギー情報: | 乳成分、小麦、大豆、豚肉 |
成分を見て納得。だいぶ普通のカレー寄りの原材料に近くなっている。
アレルギー対象物質も増えており、1gあたりのカロリー量も増えているので注意されたし。
プリキュアのカレーが脂質エグいくらい低いし安くてビックリ。普通に減量で使えるクオリティ。
— CONAN (@Conan_Project) October 7, 2020
筋肉男がプリキュアカレー食ってるっていうヤバい光景を気にしないなら間違いのない最適解やんな。 pic.twitter.com/07dXKOOo1o
プリキュアカレーはダイエット・筋トレ界隈では、低カロリーで有名らしいです。
サラダチキンよりもヘルシー。(しかもキラキラシールもついてくる)
鬼滅の刃カレー(丸美屋)
こちらも160gが1袋に1箱と、ラインナップの中では最も量が多い。
アニメの対象年齢もPG12の指定なので、やはり比例して量を増やしているのだろう。
味は5種の中では最もスパイシー。
飲み込むときに、若干喉にスパイスが残る感じがし、「限りなく中辛寄りの甘口」という印象。
カップヌードルの謎肉のような、少しパサっとしたミンチが入っているのが特徴。
こちらもプリキュアと同じブロックジャガイモが入っており、甘くて美味しい。
感想としては無難なレトルトカレーという感じで、中辛に移行する時期に慣らしで食べるにはちょうど良いだろう。
子供向けにしては少し量が多すぎかな?とは思った。
商品名: | 鬼滅の刃カレー <ポーク&コーン甘口> |
内容量: | 160gx1袋 |
価格: | 98円(税抜) |
カロリー: | 139kcal(160g) |
何歳から: | 1歳頃から |
原材料名: | 野菜(じゃがいも(国産)、にんじん、コーン)、大豆油、豚肉、小麦粉ルウ、ソテーオニオン、砂糖、カレー粉、エキス(ポーク、酵母)、醤油、トマトペースト、食塩、チキンエキス調味料、ミルポワペースト、チーズパウダー、酵母エキスパウダー/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸等)、セルロース、(一部に乳成分、小麦、大豆、鶏肉、豚肉を含む) |
アレルギー情報: | 乳成分、小麦、大豆、鶏肉、豚肉 |
こちらもプリキュアカレーと同様に、だいぶ大人向けのもの寄りになっている。
カレーの王子さま(S&B)
言わずと知れた子供向けレトルトカレー界の王者、カレーの王子さま。
メーカーはスパイス・香辛料で有名なエス&ビー。
子供向けということでロクに刺激の強いスパイスも使えないだろうし、自分の得意分野が使えない縛りプレイでどこまで戦えるだろうか。
ちなみにシールは付属していない。
まず驚いたのはその水分量の少なさ。
一歩間違えるとドライカレーに見紛うこの見てくれは、多くの具材を長時間煮詰めないとならないだろう。
まずは温めずに食べてみたが、まず特徴的な甘さがかなりある。
ペースト状になった豚肉が喉に貼りつき咳き込みそうになる。
ただ、見た目ほどドロドロはしていない。
できれば温めたいところだが、無くてもイケるのでお弁当に持っていくこともできるだろう。
全体的な感想としては、サツマイモの風味が前面に押し出され、他のどのレトルトカレーにもない独特な味わいとなっている。
奥行きのある味が特徴のあるクセとなり、これは好みがハッキリ分かれるかも。
正直、これの大盛りを食べろと言わると胸焼けは避けられないだろう。それくらい甘い。
変化球的に、たまになら食べても良いかも。
ご飯には合わないな~。私の好みじゃなかった。
商品名: | カレーの王子さま レトルト |
内容量: | 70gx2袋 |
価格: | 198円(税抜) |
カロリー: | 79kcal(70g) |
何歳から: | 1歳から |
原材料名: | ソテー・ド・オニオン、野菜・果実)人参、じゃがいも、デーツ、ピーマン、しょうが、セロリ、にんにく)、豚肉、さつまいもフレーク、なたね油、てん菜糖、カレー粉、トマトペースト、食塩、酵母エキス、ポークエキス、野菜・果実ペースト(還元澱粉糖化物、プルーン、デキストリン、ピーマン、大根、ブロッコリー、キャベツ、ほうれん草、黄ピーマン、白菜、トマトピューレー、玉ねぎ、ブルーベリー、パイナップル、かぼちゃ、食塩、人参、セロリ、オリーブ油)、香辛料、スイートコーンパウダー、(一部に豚肉を含む) |
アレルギー情報: | 豚肉 |
原材料を見ると、驚異の具材の種類。
「野菜1日これ一本」か、とでもいうくらい野菜と果実がふんだんに使われている。
もはやカレー風スムージーである。
野菜嫌いで栄養が偏りがちな子供でも、これなら喜んで食べるだろう。
ドラえもんカレー(丸美屋)
反響があったので追記。
ドラえもんカレーも買って食べてみた。
商品名: | ドラえもんカレー <ポーク&野菜甘口> |
内容量: | 145gx1袋 |
価格: | 127円(税抜) |
カロリー: | 109kcal(145g) |
何歳から: | 1歳頃から |
原材料名: | 野菜(じゃがいも(国産)、にんじん、コーン)、豚肉、ソテーオニオン、小麦粉ルウ、マーガリン、はちみつ、砂糖、カレー粉、食塩、エキス(ポーク、酵母)、かぼちゃペースト、トマトペースト、チーズパウダー、酵母エキスパウダー、ほうれん草ペースト/増粘剤(加工でん粉)、調味料(アミノ酸)、セルロース、(一部に乳成分、小麦、大豆、豚肉を含む) |
アレルギー情報: | 乳成分、小麦、大豆、豚肉 |
一言で表すと、「プリキュアカレーとの違いがわからない」。
原材料も栄養成分量も、何もかも同じ。
好きなパッケージの方で買ってよさそう。
(男の子や、プリキュアのパッケージだと外に持ち出すのは恥ずかしい場合に。)
少し甘い香りがし、トロトロのジャガイモと人参がおいしい。
玉ねぎは食感がわからないくらいトロトロになるまで煮込まれている。
その代わりにコーンは食感が残り、ゴロっとした感は好みが分かれそう。
お肉もボリューム感あり。
冷めてても悪くないが、温めると米との親和性が一気に増した。
ちいかわカレー(丸美屋)
【2023/2追記】いま話題のちいかわカレーも食べてみた。
詳細はこちらよりご覧ください!!
まとめ 6種類食べ比べてみた!気になるランキングは?
1位:プリキュア
2位:鬼滅
3位:ポケモン
4位:王子さま
5位:アンパンマン
1位:プリキュア
2位:鬼滅
3位:アンパンマン
3位(同率):ポケモン
5位:王子さま
夫婦で厳正な審査を行った結果、おおよそ似た順位になった。
悔しいが、毎日食えと言われたら私は間違いなくプリキュアを選ぶだろう。
子供向けとは思えないクオリティ。
名は体を表すというが、「デリシャスパーティプリキュア」のキャッチコピー「ごはんは笑顔♡みんなあつまれ!いただきます!!」に違わぬ味だった。
結論:プリキュアカレーに関しては、大人が食べても美味しく食べられる。
【2023/2追記】ドラえもんカレーもプリキュアカレーと同じくらい美味しい。
あと、「ひろがるスカイ!プリキュア」にシリーズ名が変わるそうです。
余談1 子供用レトルトカレーはやっぱり子供用だった
色々と食べ比べをし、さんざん体裁の良いことを述べていたが、結局のところやはり大人用のレトルトカレーの方が美味しいことが再確認できた。(とりわけ銀座カリーの完成度が高すぎる。)
え”、あれだけプリキュアを持ち上げていたのに銀座カリーを結論に出すのはないんじゃない?
どうあがいても、大人向けカレーの味の奥深さには適わないんだよ。
ただ、子供向けカレーのメリットははっきりしている。
材料はアレルギー対策をしているし、低カロリーで、余計な材料も使っていないので確かに身体には優しいのだろう。
また、温めなくてもそれなりに美味しく食べられるので、災害用のストックやお弁当に持っていくのはかなりアリだろう。
また、自分の子供に食べさせるものなら先に味見をしておきたいというのも親心だろう。
子供の口に合わなかった場合、「あ、この子は甘すぎてもダメなんだな」「具材が大きすぎて食べづらいのだろうか」という予測も立てやすくなる。
子供の気持ちに寄り添ってあげるためにも、今回の実験はムダではなかったといえる。
余談2 プリキュアカレーはシール部門でもトップだった
私は印刷会社に勤めているのだが、おまけで入っていたシールが気になって仕方ない。
カレーとは関係ないが、こちらのレビューもしておこう。
星の王子さまカレー以外にはシールが同梱されていたが、いずれも全抜き加工をされた1枚もの。
対してプリキュアは半抜き加工をされている。
全抜きとは、台紙とシール自体のサイズが同じというものである。
シールは大きく、形も芸のない四角いシールがあるというだけの状態。
半抜きとは、台紙の中に剥がせるシールが含まれている状態を指し、台紙よりもシールが小さく形状もさまざま。
プリキュアの場合は、台紙からハート上の可愛らしい3枚のシールが剥がせる。
手帳などに貼りやすそうですね。
システム手帳にでも貼ろうかしら。
やめてね。
せっかくなので、材料も分解してみた。
他のカレーの付属シールは紙素材に印刷されているだけだ。
プリキュアはラメ処理がされたプラスチック素材に印刷されているため、水濡れや千切れる力にも強く、見た目にも高級感がある。
結論:プリキュアカレーはシール部門でもトップだった ←NEW!!
余談3 それでも飲み会で子供舌をバカにされたら?
そういう訳で、あまり検証にならない検証だったが、これからも子供舌の人を見かけても決して見下したりしないで頂きたい。
そのような場面に出くわし、庇う気持ちがあるなら、「うんうん、唐揚げ美味しいよね。そういえばこの間もプリキュアカレーを食べたばかりなんだが、なめらかでしっかりした味わいと、ブロック芋やコーンが素晴らしいアクセントになっていてあっという間に食べちゃったよ。鬼滅カレーと比べると肉のパサつきが少ないし、カレーの王子さまよりクセが無くてみんなにオススメできるんだよね。」などとまくし立てれば、その後の皆さんへの扱いがどうなるかはともかく、子供舌の方への批判はうやむやになることでしょう。是非お試しください。
お子様向けのかわいらしいぬいぐるみを集めました。
手触りよく、安心素材でおまけに洗える!
ちいかわカレーの甘口がついに発売!実食レポしてみました。
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