先日、両家を招いて自宅でお食い初めをしました。
主催者として、当日はバタバタしましたが、赤ちゃんにとっては極力負担のかからない形でお食い初めをすることができてよかったです。
また、私たちはコロナ禍での結婚で、なかなか両家が揃うこともなかったので、いい機会になりました。
たくさん写真を撮ったので、いつか息子と一緒に見る日が楽しみです。
今回は、私たちが自宅でお食い初めした際の準備や当日の流れについてご紹介します。
・見栄え良く手軽な方法は?
・大人たちは何を食べる?
・当日の流れは?
そんな疑問をお持ちの方に、モデルケースのひとつとして参考になれば幸いです。
自宅でお食い初め:準備編
自宅でお食い初めをするにあたり、準備したものをご紹介します。
我が家は両家がそれぞれ自宅から1時間圏内に住んでいるので、せっかくならばと両家を招いてお食い初めをしました。
当初はお店でのお食い初めを予定していましたが、体調が不安定な身内がいたため、欠員が出ることを考え自宅開催に変更することに。
結果としては全員揃って、私たち夫婦を入れて大人6人+主役の息子でお食い初めを行いました。
簡易食器付きお食い初めセットの購入
小さな赤ちゃんをワンオペでお世話しつつ、少量多品の料理はハードルが高い・・・。
お店でのお食い初めを考えていたので食器類もない・・・。
そこで今回、簡易食器付きのお食い初めセットを購入しました。
- 簡易食器付き
- お膳のような見た目
- 急な予定変更にも対応可能な冷凍品
- 見栄え◎
- 口コミ評価◎
簡易食器ごと電子レンジで温められたので、移し替えの手間もなくすぐに準備ができました。
心配していた見た目のチープさ(失礼)も、写真ではまったく気にならないレベルで大満足です。
30cmほどの立派な鯛でびっくり!
鯛めしにしていただきました♥
大人用の料理の準備
お食い初めのあとに大人は何を食べるか問題。
夫婦2人だけならどうとでもなりますが、今回は両家を招待したのでそれなりに準備が必要でした。
そんな我が家のメニューは以下の通りです。
※ランチタイム、アルコールなし
- 寿司(出前)
- ポテトサラダ(手作り)
- ほうれん草の白和え(手作り)
- アスパラベーコン巻(手作り)
- 唐揚げ(お惣菜)
- 甘辛チキン(お惣菜)
- ポテトフライ(お惣菜)
- サンドイッチ(お惣菜)
「なにかつまめるもの買っていくよ」と言っていただいたので、お惣菜類は夫のご両親のご厚意に甘えさせてもらいました。
お寿司がメインだったので、唐揚げなどの揚げ物があるとバランス良く感じます。
気兼ねない関係であれば、メインはこちらで用意し、ほかは持ち寄ってもらうのもアリだと思います。
料理は前日中に作り、当日はアスパラベーコンを焼くだけ、盛り付けるだけの状態にしておきました。
両家へのお持たせの準備
こちらも関係性にもよるとは思いますが、お土産やお祝い金をいただくこともあるので用意しておくとスマートかと思います。
我が家は1,000円台の和菓子を用意しました。
撮影準備
せっかく両家が集まるならば、としまい込んでいた三脚と一眼レフカメラを夫が用意してくれました。
当日スムーズに撮影できるように、事前に画角調整をしておくのがおすすめです。
個人で撮るとどうしてもバタバタしてしまうので、出張撮影を利用するのもアリだと思います。
家族写真の撮影ならFamm出張撮影また、撮影用の小物として、百日祝いのレターバナーがあると写真映えします。
ベビー服の準備
せっかく両家集まって記念撮影するならば、と袴風ロンパースを用意しました。
西松屋やバースデイなどのベビー服屋さん、楽天やAmazon、ハンドメイドならメルカリやminneなどで購入できます。
袴以外でも、退院時に着用していたセレモニードレスでも素敵です。
自宅でお食い初め:当日の流れ編
夕方以降は赤ちゃんがぐずることが多いので、夕方には解散するようなスケジュールを組みました。
お昼頃集合→お食い初め→大人たちお昼ごはん→夕方までに解散の流れが、負担が少なくておすすめです。
お食い初め当日のタイムライン
- 7:00起床
朝ごはん、片付け、掃除、ミルク
- 11:00準備佳境
ミルク、着替え、大人用料理の仕上げ・盛り付け、お食い初め膳のセット
- 11:30家族で撮影
箸をつける前に家族3人で記念撮影
- 12:00両家集合
挨拶、お土産・お持たせ交換、歓談、ちやほや、撮影会
- 13:00お食い初め開始!
ぐずるので撮影は後回しに
- 13:45大人の食事
食事、歓談、ちやほや、撮影会、ミルク
- 15:00記念撮影
両家集合写真
- 15:30解散!
集合時間は12時でしたが、私の母たちが遅刻してきたためお食い初め開始は13時頃に。
到着後も挨拶やらお持たせの交換やらひとしきり赤ちゃんを構う時間やら・・・あっという間に小一時間過ぎていきました。
赤ちゃんはバウンサーに乗せておくつもりでしたが、ぐずってしまったので私が抱っこしていました。
ずっと抱っこだったので翌日筋肉痛に…!成長を実感しました。
お食い初め儀式の流れ
お食い初めは、赤ちゃんと同性の、親族の中の年長者が「養親(やしないおや)」となり行うものだそうです。
我が家は男の子なので、当日の参加者の中では夫のお父さんが「養親」に当たりました。
ただ、せっかく両家集まったので、「養親」ひとりだけでなく、全員でやることにしました。
①夫父(養親)
②夫母
③妻母
④妻姉
⑤夫
⑥妻
食べさせる順番は、
鯛→歯固め石→お赤飯→お吸い物→鯛→お赤飯→お吸い物
本来なら上記を3回繰り返すところ、参加者6人だったので6回繰り返しました。
伝統的なやり方にこだわる方がいなければ、自分たちのやりたいようにやっていいと考えています。
子どもの健やかな成長を願う気持ちがあればOK!
自宅でお食い初めをして大変だったこと
今回両家を招いてのお食い初めだったので、失礼なく、滞りなく終えないと!という緊張感がありました。
夫婦2人と赤ちゃんだけでやるのであれば、気兼ねなくリラックスしてできると思います。
大人用の料理の準備
来客を招く経験が少なく、一体どんなものを用意したらいいものか・・・。
メニューで悩み、味付けで悩み、盛り付けやレイアウトで悩みました。
ですが、当日はみんなに「よく準備したね!」「おいしい!」と褒めてもらえてうれしかったです。
おもてなしの準備だけで大変だったので、お食い初め膳を利用して本当によかった…!
不慣れな儀式の進行
主催者として、お食い初めの流れを把握し進行する必要があります。
食べさせる順番は諸説ありすぎてどれを採用するか、全員でやるにはどうするか、悩みました。
たとえば【お食い初めマイスター】がいる木曽路での開催であれば、流れや作法はお任せできるので気楽だったろうと思います。
お食い初めセットについてきたパンフレットを参考に、なんとか進行できました!
自宅でお食い初めをしてよかったこと
準備や当日は何かと気を遣いましたが、結果としては自宅でお食い初めをしてよかったです!
赤ちゃんのペースで進められる
赤ちゃんのペースで、なにかあっても落ち着いて対応できる。
これが自宅開催の一番のメリットだと感じました。
お食い初めをする生後3ヶ月頃は、まだ外出や外食に慣れていないご家庭も多いかと思います。
そんな中、道中やお店で泣いてしまったら、吐いてしまったら、うんちをしてしまったら、焦ってしまうかもしれません。
その点自宅であれば備品は揃っているし、周りの目も気にせず対応できます。
何時までに入店・退店しないといけない、などの制約もないので、赤ちゃんのペースで進められました。
我が子も途中でギャン泣き&盛大な吐き戻しがありました💦
集合写真は後回しにするなど、臨機応変に対応できてよかったです◎
急な予定変更にも対応できる
我が家の場合、祖父母の体調が安定しておらず、誰かしらが直前〜当日キャンセルになる可能性がありました。
お店で料理のコースを予約している場合、直前だとキャンセル料がかかってしまうことがほとんどです。
その心配があったので、今回自宅でお食い初めをしました。
お店でやるより安価
お店でやる場合、お食い初め膳は3,500円〜、大人用のコースは5,000円〜の価格設定のお店が多い印象です。
飲み物代が別なことを考えると、上記金額であっても大人6人であれば4、5万円程度はみておきたいところ。(サービス料・個室利用料別途の場合もあり)
私たちは自宅だったので、合計でも2万円以下で収まりました。
●お食い初め膳(簡易食器付き)・・・7,800円
●大人用出前寿司(6人前)・・・9,500円程度
●その他食材費・・・1,500円程度
準備の手間はありますが、安価に済ませられるのは魅力的です。
赤ちゃんのペースで無理なくお食い初め!
赤ちゃんにとっては極力ストレスのない環境で、親の私たちも安心してお食い初めを終えられました。
大人用の料理や部屋の片付けなど、招く側としての苦労はありましたが、赤ちゃん第一に考えるなら、自宅での開催が一番かと思います。
簡易食器付きのお食い初め膳を利用すれば、準備の手間も最小限にできます。
自宅でのお食い初めを考えている方は、ぜひこちらの利用も検討してみてください。
素敵なお食い初めになりますように。
コメント